2016年9月29日
クラウス=ディートリッヒ・ラースを ボッテガ・ヴェネタの新 CEO として任命
ケリングはボッテガ・ヴェネタの新 CEO としてクラウス＝ディートリッヒ・ラースを任命したことを発表しました。ラ―スはケリングのチーフ・ クライアント＆マーケティング・オフィサーに任命されたカルロ・アルベルト・ベレッタの後を受け 2016 年 10 月 4 日付で就任、 フランソワ=アンリ・ピノー会長兼 CEO にレポートを行い、グループの執行委員会のメンバーとなります。
クラウス=ディートリッヒ・ラースは、2016 年 2 月まで、ヒューゴ・ボスの CEO であり、同社以前もカルティエやルイ・ヴィトン、 クリスチャン・ディオールクチュールといった高級ブランドにて上級職を歴任してきました。ボッテガ・ ヴェネタの CEO としての役割に おいてラ―スのミッションは、世界で最も権威あるブランドの一つとしてグローバル展開を遂行し、ブランドに対しての高い評価を継続 させることです。
ケリング会長兼 CEO であるフランソワ=アンリ・ピノーは以下のように述べました。「我々はボッテガ・ヴェネタ及びケリングにクラウス= ディートリッヒ・ラースを迎え入れることができ、嬉しく思っています。彼の卓越した経験と高級ブランド市場における幅広い知識は、 ボッテガ・ヴェネタのような特別なメゾンの経営において極めて重要となります。彼が我々と共にこれまでにブランドが築き上げてきたもの を更に発展、加速させていく事を確信しています」
About Claus-Dietrich Lahrs クラウス=ディートリッヒ・ラース
ドイツ国籍のクラウス=ディートリッヒ・ラースは、1990年より、Delton AGなどを始めとするファッション分野でマーケティング＆セールスの プロジェクトマネージャーとしてキャリアをスタートさせました。その後、1992年にカルティエに入社し、ドイツ及び北欧の小売およびマーケティング 部門における管理職を経て、1997年には、LVMHドイツでルイ・ヴィトンとロエベ、セリーヌのゼネラルマネージャーに任命されました。その後、 2000年にルイ・ヴィトン北アメリカ社長兼最高経営責任者（CEO）に就任し、2004年にはクリスチャン・ディオールクチュールのマネジング ディレクターにも任命されています。2008年、ヒューゴ・ボスに入社し、会長兼最高経営責任者（CEO）として就任後、ブランドの売上高は倍増、 収益の大幅増加を達成しました。クラウス＝ディートリッヒ・ラースはケルンおよびボーフム大学の経営学部を卒業し、HEC経営大学院にても 学位を取得しています。
About Kering ケリングについて
アパレルとアクセサリーのカテゴリーに特化したグローバルリーダーであるケリングは、選び抜かれたラグジュアリーブランドとスポーツ＆ライフ スタイルブランドを展開しています：グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン、アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ブリオーニ、 クリストファー・ケイン、McQ、ステラ・マッカートニー、トーマス・マイヤー、ブシュロン、ドド、ジラール・ペルゴ、ジャンリシャール、ポメラート、 キーリン、ユリス・ナルダン、プーマ、ボルコム、コブラ。シグネチャーである«empowering imaginationイマジネーションをその先へ »のとおり、 ケリングは想像力を伸ばしていくことによって、ブランドが最もサステイナブルな方法でポテンシャルを実現するよう後押ししています。120以上の 国でビジネスを展開して2015年には115億ユーロ以上の収入を達成し、グループ社員の数は年度末時点で38,000人に上ります。ケリング （旧社名PPR）はユーロネクスト・パリに上場しています(FR 0000121485, KER.PA, KER.FP)。
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