ケリング・グループ
2019年6月28日

「ウーマン・イン・モーション」ラボに目を向けて

ケリングとアルル国際写真フェスティバルのパートナーシップの一環として、アワードと並行して立ち上げられる「ウーマン・イン・モーション」ラボは、初年度である今年、世界の写真の歴史における女性の立場についての研究プロジェクトをテーマにします。

歴史家リュス・ルバールとマリ・ロベールが指揮を務めるこのプロジェクトは、写真界においてあらゆる大陸で一から自分の足跡を刻んできた約300人の女性のキャリアと作品に目を向けます。研究責任者たちによるこの取り組みの根幹にあるのは、男性によって男性のために記されてきた写真の歴史上、ほとんど名が挙がることのない女性写真家も評価すべきだという切なる願いです。

 

収集家、画廊のオーナー、キュレーター、委員、ジャーナリスト、出版社、作家、芸術評論家など、その分野の発展の上で目覚ましい役割を果たしてきた女性のために特別な場所が設けられます。

 

フランスの出版社Les Editions Textuel(レ・ゼディション・テクスチュエル)社とコラボレーションし、この成果をまとめて一冊の本としての出版も予定しています。

 

2019年3月、ケリングとアルル国際写真フェスティバルは、両者のパートナーシップと、アルルでの「ウーマン・イン・モーション」の立ち上げを発表しました。女性写真家とこの芸術分野における男女平等を世に知ってもらう一助となることが、このパートナーシップの目的です。ケリングは2016年以来、「マダム・フィガロ・アルル・フォトグラフィー賞」(Prix de la Photo Madame Figaro Arles)を通して才能ある若い女性を支援し続けてきましたが、このたびアルル国際写真フェスティバルで「ウーマン・イン・モーション」ラボと「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー賞を立ち上げました。

 

「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー賞は、著名な女性写真家のキャリアを称える賞です。25,000 ユーロの報奨金も授与され、これはアルル国際写真フェスティバルのコレクションの作品獲得のために
使われます。第1回目のこの賞は、アメリカの写真家スーザン・マイゼラスに授与されます。スーザンは7月2日にアルルの古代劇場で開催されるイブニング・イベントで、自らの経験を観客に語りました。

 

「ウーマン・イン・モーション」について

 

ケリングは「ウーマン・イン・モーション」を通して、芸術と文化の分野においての女性の活躍を支援しています。芸術は改革をもたらす最も有効な力でありながらも、未だ男女間での格差は顕著であり、さらなる変化を必要としています。ケリングは、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーとして、2015年に「ウーマン・イン・モーション」を発足させ、映画界の表舞台や舞台裏で映画界に貢献する女性に光を当て、男女平等の実現に向けた取り組みを推進するためのプラットフォームを作りました。このプログラムのトークを通じて、スクリーンの中や映画産業全般における、女性の表現について著名人らが意見を交わす機会を提供しています。また、アワードは、刺激を与える人物や若く才能ある女性に授与されます。「ウーマン・イン・モーション」は発足以来、世界中に展開され、あらゆる文化や芸術分野にまで拡大しています。プログラム発足以来、50回以上のトークがカンヌで開催され、70人以上の映画産業に影響を与える人物達に自らの意見を発表する機会を提供しています。

 

リュス・ルバールについて

 

写真歴史家であるリュス・ルバールは、展覧会のキュレーター、そして“アーカイブ・オブ・モダン・コンフリクト・コレクション(現代紛争にまつわるアーカイブ)”(ロンドン、トロント)のフランス特派員でもあります。2016~2018年までカナダ写真研究所の所長、2011~2015年までソシエテ・フランセーズ・デ・フォトグラフ(フランス写真協会)の会長を務めました。過去にはエロー県アーカイブの視覚資料コレクションの責任者を務めるとともに、展覧会のキュレーターとしては、アルル国際写真フェスティバルの『La guerre des gosses』(ボタン戦争)展(2013年)、『Souvenirs du sphinx』(スフィンクスの思い出)展(2015年)、『Lady Liberty』(自由の女神)展(2016年)、そのほかにも『Illuminations』(イルミネーションズ)展(ボローニャ、2015年)、『Tâches  et  traces...Hypolite  Bayard』(仕事と足跡...イポリット・バイヤール)展(ボーヴェ、2015年)、『Frontera』(フロンテラ)展(カナダ国立美術館、2017年)、『Gold and Silver』(金と銀)展(カナダ国立美術館、アムステルダム写真美術館、2018年)を企画しました。2019年アルルで開かれる次回展覧会は、フランス国立科学研究センター(CNRS)のアーカイブをテーマにしています。

 

マリ・ロベールについて

 

2011年から、オルセー美術館の写真部門で主任学芸員を務めるマリ・ロベールは、コンテンツ(貧弱なイメージ、貧弱のイメージ、写真家の小さな惨めさ、ある対象から他の対象へ、ジャンルの混沌など)に対する社会歴史的なアプローチを用いて、美術館のコレクションから多彩な展覧会を開催してきました。そして、『Misia, Reine de Paris』(ミシア、パリの女王)展(2012年)、『Splendeurs et Misères. Images de la prostitution』(華麗と悲惨:売春のイメージ)展(2015年)、『Qui a peur des femmes photographes ?』(女カメラマンなんかこわくない)展(2015年)の共同キュレーターも務めました。マリ・ロベールはルーブル美術学院で、ジェンダーの視点を通して見る写真の歴史を教えました(2014~2017年)。彼女の研究や出版記事は、写真と他の形態のメディアとの相互の関わりや、写真の歴史における女性の立場をテーマとしています。2019年はオルセー美術館の常設展示で映画を再紹介するにあたり、責任者を務めます。

 

Les Editions Textuel(レ・ゼディション・テクスチュエル)社について

 

Les Editions Textuel(レ・ゼディション・テクスチュエル)社は、Actes Sud(アクト・スュッド)社と2008年からパートナーであるマリアンヌ・テリとリュス・ペノにより、1995年に創業しました。この会社のカタログと上質な書籍が重点的に扱うのは、写真、アーカイブ、音楽とダンスの3分野です。テクスチュエル社のカタログには、人間科学の分野のものもあり、その中にはアイデアのディベートをテーマとした2つのコレクションもあります。

 

アルル国際写真フェスティバルについて

 

1970年に発足された写真に特化した夏の祭典。アルル国際写真フェスティバルは写真におけるクリエイティビティあふれる新進気鋭のフォトグラファーを紹介することで国際的に知られています。毎年、アルルの街に点在する歴史・旧跡において40近いエキシビションで約250名のアーティストによる独自の背景を備えた作品を展示しています。本フェスティバルは写真界での最新動向を紹介すると共に、若手のアーティストにとっての登竜門ともなっており、写真というメディアの意義を考察する重要なイベントとなっています。

 

ケリングについて

 

ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うメゾン、およびケリングアイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ。シグネチャーである、«empowering imaginationイマジネーションをその先へ»のとおり、ケリングは想像力を伸ばし、明日のラグジュアリーを創造することで、ブランドがその可能性を最もサステナブルな方法で実現するよう後押ししています。

 

詳しくは

https://press.womeninmotion.com/home-en/にて

 

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アルル国際写真フェスティバル


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