ケリングがフランチェスカ・ベレッティーニを グッチの社長兼最高経営責任者に任命

ケリングは本日、フランチェスカ・ベレッティーニがグッチの社長兼最高経営責任者（CEO）に就任することを発表しました。彼女はケリングのCEOであるルカ・デ・メオの直属となります。

ルカ・デ・メオは次のように述べています：
「この重要な局面において、私は、優れた人材がメゾンを牽引する、よりスリムで明確な組織を構築したいと考えています。グループの中核を担うブランドであるグッチには、最大限の注力が必要です。業界で最も経験豊富で尊敬されるプロフェッショナルの一人であるフランチェスカは、ブランドを本来あるべき地位に戻すために必要なリーダーシップと卓越した実行力をもたらしてくれるでしょう」

フランチェスカ・ベレッティーニは次のように述べています：
「世界で最もアイコニックなラグジュアリーブランドの一つであるグッチを直接率いるという立場を任されることを、心から光栄に思います。革新的かつ新鮮な視点で限界を押し広げるインスピレーションを与えてくれるルカ・デ・メオのリーダーシップの下で働くことを楽しみにしています。グッチのチーム全員と、私が常にその創造性を称賛してきたデムナと共に、この新たな挑戦に取り組めることを楽しみにしています」

ジャン＝マルク・デュプレは、引き続きケリングのグループ最高執行責任者（COO）として、ルカ・デ・メオをグループの発展と組織運営の両面で支えていきます。
今回の組織再編に伴い、ケリングにおけるデピュティCEOの役職は廃止されます。

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フォトクレジット：© Marco Cella
 

フランチェスカ・ベレッティーニについて

フランチェスカ・ベレッティーニは2003年にケリングに入社し、グッチのストラテジック・プランニング・ディレクターおよびアソシエート・ワールドワイド・マーチェンダイシング・ディレクターを務めました。2008年にボッテガ・ヴェネタに移り、2010年に同ブランドのワールドワイド・マーチャンダイジング＆コミュニケーションズ・ディレクターに就任。2013年にはサンローランのプレジデント兼最高経営責任者（CEO）に任命されました。2023年9月には、ケリング デピュティCEO（ブランド開発担当）に就任しています。ケリング入社以前は、ロンドンでインベストメントバンカーとしてキャリアをスタートし、その後プラダグループの事業企画・開発部門を経て、ヘルムート・ラングのオペレーションマネージャーを務めました。

ケリングについて

ケリングは、ファミリーが率いるグローバル・ラグジュアリー・グループです。クチュール＆レディ・トゥ・ウエア、レザーグッズ、ジュエリー、アイウエア、ビューティの分野において、情熱と専門性をもつ人々が集い、創造的なラグジュアリーブランドを育む拠り所となっています。傘下には、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ジノリ1735に加え、ケリング アイウエア、ケリング ボーテがあります。ケリングは、その戦略の中核にクリエイティビティ（創造性）を掲げることにより、各ブランドが自らのクリエイティブな表現において新たな地平を切り拓き、未来のラグジュアリーをサステナブルかつ責任ある形で創造することを可能にしています。私たちはこの信念をシグネチャーに込めています── “Creativity is our Legacy”（受け継がれていく創造性）
また、2024年にはグループ全体で約172億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で約47,000人に上ります。
 

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