ケリングとカンヌ国際映画祭がイタリア人映画監督マウラ・デルペロに「ウーマン・イン・モーション」ヤング・タレント・アワードを授与

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    2020年12月09日水曜日

    ケリングとカンヌ国際映画祭がイタリア人映画監督マウラ・デルペロに「ウーマン・イン・モーション」ヤング・タレント・アワードを授与

    ケリングとカンヌ国際映画祭は、映画業界と若いクリエイターを支援するため、ヤング・タレント・アワードの授与を実施しました。新型コロナウイルスの影響で、2020年度の映画祭の開催は中止になりましたが、アワードの授与は継続して行われ、賞金5万ユーロとともに、受賞者であるマウラ・デルペロ監督の次の映画プロジェクトを支援します。

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    「2015年、私たちは映画業界に女性の視点をより多く加えるため、『ウーマン・イン・モーション』を発足しました。こうした視点は、人々の物事の見方や考え方を、そして日々の行動を変えることができます。健康危機が映画と文化の世界に大きな打撃を与えましたが、私たちは、映画業界で次のインスピレーションを与える人物となる才能ある若い女性たちへの支援を新たに行うことで、私たちの連帯を示したいと考えています。マウラ・デルペロ監督にこの賞を授与することができ、大変嬉しく、誇りに思います」 フランソワ=アンリ・ピノー

     

    「第73回カンヌ国際映画祭は当然のことながら、通常の形で開催することはできませんでしたが、私たちは2020年を映画とクリエイティビティにとって "無駄な年 "にしたくありませんでした。私たちは、映画祭のパートナーが映画部門を支援してくれたこと、そして映画部門で働く女性たちへのコミットメントに感謝しています。ヤング・タレント・アワードの発表にあたり、ケリングと再びコラボレーションできることを大変嬉しく思います」 ピエール・レスキュール

     

     

     

    「非常に多くの中止とフラストレーションに満ちた1年を経て、この賞を維持できたことは素晴らしく、象徴的です。今年は、才能ある若い女性たちの貢献にスポットを当て、それを認め、職業全体の平等のための戦いを続けることが、これまで以上に重要でした。マウラ・デルペロ監督の映画『マターナル』の美しさは、そのような才能の顕著な例であり、この賞の発表のためにケリングとともに、彼女が映画のために自身の才能を追求することを奨励できることを嬉しく、また誇りに思います」 ティエリー フレモー

     

     

     

    2015年5月にケリングがカンヌ国際映画祭のパートナーとして発足した「ウーマン・イン・モーション」は、カンヌ国際映画祭の公式プログラムに欠かせないものとなっており、一連のイベントを通じて世界中に広がりを見せています。男女平等はケリングにとって重要なコミットメントであり、「ウーマン・イン・モーション」は、カメラの前でも後ろでも、映画業界への女性の貢献に光を当てることを目的としています。最近では、文化や芸術分野における女性の貢献にもその範囲を広げています。


    毎年カンヌで発表される「ウーマン・イン・モーション」賞は、映画界をリードする人物のキャリアと活動を称えるもので、過去にはジェーン フォンダ、スーザン サランドン、ジーナ デイヴィス、イザベル ユペール、パティ ジェンキンス、コン・リーといった人物に授与されています。

     

     

     

    「ウーマン・イン・モーション」はまた、ヤング タレント アワードによって映画界の有望な若い女性6人を支援してきました。賞金5万ユーロを伴うこの賞は、若い映画監督の作品を支援することを目的としています。2015年以降、6人の監督が「ウーマン・イン・モーション」ヤング・タレント・アワードを受賞しています。レイラ・ブジッド(チュニジア)、ガヤ・ジジ(シリア)、アイダ・パナハンデ(イラン)、マイサルーン・ハムード(パレスチナ)、カルラ・シモン(スペイン)、そして2019年にはエヴァ・トロビッシュ(ドイツ)が受賞しました。
    これまでに従って、前回の受賞者であるエヴァ・トロビッシュ監督が後任の受賞者を選びました。
     

     

     


    エヴァ・トロビッシュ監督はマウラ・デルペロ監督の作品について次のように話しました。「『マターナル』はドキュメンタリーの自然さと映画的なエレガンスが魅力的に融合しています。マウラ・デルペロ監督は、登場人物たちに最も優しいまなざしで、対立するものばかりのように見える世界に私たちを導き、そのつながりを見事に明らかにして
    くれます」

     

     

     

    マウラ・デルペロ監督は次のように述べました。「才能の評価と経済的な承認:これはまさに何世代もの女性が排除されてきたものなのです。私の祖母が生きていたら、ぜひ祖母に『ウーマン・イン・モーション』タレント・アワードのことを話してあげたいと思います。祖母は、世界がどのように変化しているのか、とても驚くでしょう。この賞には個人的にも政治的にも価値があります。さらに、他の女性に選ばれるということは、女性の相互尊重を促進し、業界の不平等を正すための具体的な方法であり、非常に深い結びつきを生み出していると感じます」

     

     

     

    2本のドキュメンタリー映画の後に発表された、マウラ・デルペロ監督初の長編フィクション映画『マターナル』は、修道女たちが運営する、思春期で母親になった若い母親たちのための避難所であるアルゼンチンのオガールで4年間過ごした彼女の経験が主なインスピレーションになっています。そこでは、いくつかの人生が交差します - ブエノスアイレスの避難所に到着したイタリアの修道女パオラ、そしてルシアナとファティマというふたりの17歳の母親。誰もが選択を迫られているこの時期に、若くて全く異なる3人の女性は、お互いに助け合い、母性との関係を見つめ直すことになります。フランスでは2020年10月7日に公開されました。

    アルゼンチンでは、女性の身体をめぐる権利についての議論がようやく注目を集めるようになった今、ドキュメンタリーとして撮影されたマウラ・デルペロ監督の作品は、母性と個人の選択、母と子の関係、女性の教育と解放の重要性というテーマに焦点を当て、真実の響きを持つ力強い物語を伝えています。

     

     


     

    マウラ・デルペロ

     

    ボローニャ大学とパリ・ソルボンヌ大学で文学を学んだ後、アルゼンチンのブエノスアイレスで脚本の訓練を受ける。初のドキュメンタリー作品『Signori Professori』はAvanti! 賞と第26回トリノ映画祭UCCA賞を受賞。2011年にはロカルノ映画サマースクールに選ばれる。ドキュメンタリー映画『Nadea e Sveta』は、ソリーナス映画祭で審査員特別賞を受賞。
    4年間、ブエノスアイレスにある、シングルマザーのための施設で映画を教えていたが、その経験が処女作『マターナル (オガール)』の着想源になった。2020年第72回ロカルノ映画祭で唯一のイタリア映画としてコンペティションに出品された『マターナル』は、審査員特別賞を受賞。
     

     

     

    「ウーマン・イン・モーション」について

     

    ケリングは、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーとして、スクリーンの前でも後ろでも映画界に貢献する女性に光を当てる目的で、2015年に「ウーマン・イン・モーション」を発足させました。それ以来、プログラムは写真やアート、文学界にまで活動を拡げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードは、刺激を与える人物や若く才能ある女性に授与され、また「ウーマン・イン・モーション」トークでは、映画や芸術の分野で活躍する著名人が、それぞれの職業における女性としての立場について意見交換する機会を提供しています。また、ポッドキャストのシリーズも制作し、シーズンごとに、ひとりひとりのキャリアや経験、映画に対する見方、そしてより一般的な、社会における女性の立場についてのトークが繰り広げられます。各エピソードは、アップルのポッドキャストおよびSoundcloud、Spotify、Deezerでご覧いただけます。過去5年間、「ウーマン・イン・モーション」はマインドセットを変える手助けとなるプラットフォームとして、芸術のあらゆる分野において女性に与えられた役割や認識の両方について、率先して考える機会を提供してきました。

     

     

     

     

    ケリングについて

     

    ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うメゾン、およびケリングアイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、 ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。

    詳しい情報:「ウーマン・イン・モーション」 ※英、仏、中のみ
     

     

     

     

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