サステナビリティ
2021年2月9日

ケリング、バーバリー、ステラ マッカートニーが アパレル・インパクト・インスティチュートの推進するイタリアの環境イニシアチブで提携

ケリング クリーン・バイ・デザイン プログラムの開始から7年を迎え、この度ケリング・グループはアパレル・インパクト・インスティチュート、バーバリー、ステラ マッカートニーとのパートナーシップによりイタリアを拠点とする新しいイニシアチブを立ち上げます。これは、製造業者が環境プログラムを計画、資金調達、拡大できるプラットフォームの構築に取り組むもので、成果を数値で測定することができます。

環境損益計算書(EP&L)によると、ケリングが及ぼす影響の90%以上はグループ外での事業運営によるものとなっています。2025年までにサプライチェーン全体でEP&Lを40%削減するという目標に向け、ケリングは環境に関するパフォーマンスについてサプライヤーと積極的なコミュニケーションを重ねてきました。 

こうした目的から、ケリングはイタリア国内でクリーン・バイ・デザイン プログラムを導入しました。これは、紡績工場が使用する水とエネルギーの効率改善を目指し、経済と環境の両面の影響に取り組むプログラムです。
ケリング クリーン・バイ・デザイン プログラムの導入により、2015年から2018年にかけて、イタリア国内にある25の紡績工場で合わせて年間8,000トンに及ぶCO2削減を実現しました。この中で、温室効果ガスの排出量は平均19%削減され、全ての拠点で石油から天然ガスや木質燃料へと移行しています。2017年には、中国を拠点とするウールの精練工場3社とシルクの紡績工場3社がクリーン・バイ・デザインのメソッドを導入し、1年間で5,000トン相当の炭素を削減するという短期間での結果を実現しました。翌年には、イタリアのデニムメーカー2社がクリーン・バイ・デザインに参加しています。

こうしたことからケリングではこのイニシアチブをさらに拡大すべき時機であると考え、アパレル・インパクト・インスティチュート(以下、Aii)、バーバリー、ステラ マッカートニーと提携し、イタリアでさらに持続可能な事業活動を構築するためのプログラムを立ち上げました。環境保護活動に取り組むイタリアの主要なNGOが現地でのコーディネートとサポートを行います。 

Aiiとそのパートナーは、製造業者が環境プログラムを計画、資金調達、拡大できるプラットフォームを構築します。このプラットフォームでは、Aiiの定めた科学的なガイドラインに基づき、成果を測定することができます。

次のステップでは、ケリング傘下ブランドのサプライヤーから10~20社の製造業者をこのイニシアチブに迎えるとともに、より多くのラグジュアリーブランドに参加を呼びかけることを目指しています。ケリングでは、イタリアのファッションサプライチェーンにおける環境フットプリントの改善を推進するにはこれらの協力が必要不可欠であると考えています。