Giovanna Melandri

略歴

ジョヴァンナ・メランドリは、米国とイタリアの国籍を持つ経済学者、文化経営者で、ESGファイナンス、サステナビリティ、国際関係の専門家です。社会的、文化的、環境的イノベーションとともにインパクト・エコノミーとファイナンスを推進する研究機関、ヒューマン・ファウンデーションの理事長兼創設者でもあります。
また、GSG（インパクト投資のためのグローバル・ステアリング・グループ）の創設者兼グローバル・アンバサダーとしても活動しています。
2013年から2014年まで、インパクト投資に関するG8タスクフォースにイタリア代表として参加。
2012年から2022年まで、文化大臣として推進したイタリア国立現代美術館（MAXXI）の会長を務めました。
1994年から2012年までイタリアで国会議員を務め、文化・スポーツ大臣（1998-2001年）、青少年政策・スポーツ大臣（2006-2008年）を歴任。
人工生殖と女性の権利に関する研究グループ「Madre Provetta」を設立し、機関やビジネスにおける女性の地位向上を目指す「Emily in Italy」を共同設立。
1986年から1987年までモンテジソン社でエコノミストとして研究に従事。その後、レガンビエンテの国際役員を務め、科学委員会の委員長も務めました（1988-1994年）。1990年には持続可能な開発に関するベルゲン会議に参加し、気候変動に関する政府間パネル（IPCC）の議事録も担当。
1992年には国連リオ地球サミットのイタリア非政府代表団の議長を務めました。
ジョヴァンナ・メランドリは、1989年に出版されたイタリア初の気候変動に関する報告書（"Rapporto Ambiente Italia, Mondadori"）など、複数の出版物の著者を務めています。
最近では、インパクト・エコノミーに関するエッセイを発表したほか、新聞ラ・レプッブリカの経済コラム「アッファーリ・エ・フィナンツァ」でインパクト・エコノミーを担当するなど、さまざまなメディアに寄稿しています。
2003年、シラク仏大統領よりレジオン・ドヌール勲章を受章。
ローマ・ラ・サピエンツァ大学政治経済学部卒業。