Finance
2022年4月29日

2022年年次株主総会:全決議およびケリング取締役会のメンバー変更を承認

 

2022年4月28日、ケリングの株主総会がグループの本社(フランス、パリ7区セーヴル通り40番)で開催されました。

取締役会のメンバーに関する内容を含め、投票に付されたすべての決議案が株主によって承認されました。

ヨンカ・デルヴィショール氏、ヴェロニク・ヴェイル氏、セルジュ・ウェインバーグ氏が独立取締役に任命され、ダニエラ・リカルディ氏の独立取締役としての任期が更新されました。


これにより、ケリングの取締役会は14名の構成となり、その内訳は以下の通りとなります:
•    独立取締役7名(AFEP-MEDEFコードの規定に基づき、従業員代表取締役を除いた比率は58%)
•    女性6名(AFEP-MEDEFコードの規定に基づき、従業員代表取締役を除いた比率は50%)
•    国籍は6か国(英国、中国、フランス、イタリア、コートジボワール、トルコ)
 

さらに、総会の終了に際してケリングの取締役会が開催され、任命・ガバナンス委員会の提案に基づき、以下の変更が承認されました:

•    ヴェロニク・ヴェイルを筆頭独立取締役に任命
ヴェロニク・ヴェイルは、ソフィ・レリアスの後任として筆頭独立取締役に任命されました。筆頭独立取締役の責務は取締役会の内部規定に記載されていますが、具体的には以下の任を負うものとします:
o    取締役会の議題とスケジュールについて助言を求められる。
o    取締役会会長に追加の議題を提出することができる。
o    独立取締役、その他の取締役会メンバーおよび経営陣の間の連絡役を務める。
o    利益相反を防止する。
o    取締役会の内部規則が遵守されていることを確認する。
o    取締役会の評価プロセスに参加する。
o    環境・社会・ガバナンス(ESG)関連の事柄に関する投資家とのやりとりにおいて取締役会を代表する。
 

•    ジャン=ピエール・ドゥニを気候変動担当役員に任命
サステナビリティ委員会の勧告を受け、2022年2月16日に開かれた取締役会において取締役1名を気候変動担当役員に任命することを決定しました。
2022年4月28日の取締役会において、ジャン=ピエール・ドゥニが本職務に任命されました。これを受け、ドゥニは気候変動が当グループに与えるすべての影響を取締役会が特定しているか、また当グループの業務や当グループが定義する戦略において、これらの問題が考慮されているかを確認します。ドゥニの主導の下、取締役会には少なくとも年に2回、気候変動に関する問題を提起することが求められています。

•    取締役会の委員会の再構成
2022年4月28日以降、取締役会の委員会は以下の構成となります:
o    監査委員会:
ティージャン・ティアム1、委員長
ジャン=ピエール・ドゥニ
エロイーズ=トンプル・ボイエ(フィナンシエール・ピノー代表)
ダニエラ・リカルディ1
ヴェロニク・ヴェイル1
セルジュ・ウェインバーグ1
AFEP-MEDEFコードの規定に従い、監査委員会のメンバーの67%は予め選択された独立性に関する基準に基づき独立した立場にあり、執行役員はいずれも委員会のメンバーではなく、また委員長は独立取締役が務めています。
 


o    報酬委員会:
ヴェロニク・ヴェイル1、委員長
ジャン=ピエール・ドゥニ
エロイーズ=トンプル・ボイエ(フィナンシエール・ピノー代表)
クレア・ラカーズ
ティージャン・ティアム1
セルジュ・ウェインバーグ1
AFEP-MEDEFコードの規定に従い、報酬委員会は主に独立取締役で構成され(60%2)、委員長は独立取締役が務めています。
o    任命・ガバナンス委員会:
セルジュ・ウェインバーグ1、委員長
コンチェッタ・バッタリア
ヨンカ・デルヴィショール1
エロイーズ=トンプル・ボイエ(フィナンシエール・ピノー代表)
 ボドアン・プロ
ヴェロニク・ヴェイル1
AFEP-MEDEFコードの規定に従い、任命・ガバナンス委員会は主に独立取締役で構成され(60%2)、また委員長は独立取締役が務めています。
 


o    サステナビリティ委員会:
エマ・ワトソン1、委員長
ジャン=ピエール・ドゥニ
ヨンカ・デルヴィショール1
ジャン=フランソワ・パルー
フランソワ=アンリ・ピノー
ダニエラ・リカルディ1
ヴェロニク・ヴェイル1
サステナビリティ委員会のメンバーの57%は独立取締役であり、また委員長は独立取締役が務めています。
 

ケリングについて

 

ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾン、およびケリング アイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。また、2021年には176億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で42,000人に上ります。

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1 独立取締役

2 AFEP-MEDEFコードの規定に基づき、従業員代表取締役を除く。