第10回KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭を記念し ケリングの「ウーマン・イン・モーション」は 女性写真家へのさらなる支援を続けます

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    ケリング・グループ
    2022年3月10日木曜日

    第10回KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭を記念し ケリングの「ウーマン・イン・モーション」は 女性写真家へのさらなる支援を続けます

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    今年で10周年を迎えるKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭とのパートナーシップにより
    ケリングは、2022年4月9日から5月8日まで、京都のHOSOO Galleryにて開催される
    写真展「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」を支援します。

     

    芸術や文化の分野で活躍する女性の才能に光を当てることを目的とするケリングの「ウーマン・イン・モーション」は、KYOTOGRAPHIEにて開催される本展への支援を通じて、芸術分野における女性写真家の認知度を向上させる取り組みを続けます。また、あらゆる芸術分野において男女不平等が深く根ざしていることから、写真界のみならず、文化・芸術全般における女性アーティストの貢献と認知について、議論を促します。芸術はその多様性という点で本質的な豊かさを携え、変化を生み出すための力をもっています。

     

    第10回KYOTOGRAPHIEにて開催される本展は、KYOTOGRAPHIEの共同創設者/共同ディレクターのルシール・レイボーズと仲西祐介、そしてインディペンデント・キュレーター/写真史家のポリーヌ・ベルマール(2022年6月出版予定の英語版書籍『Worldwide History of Women Photographers』の寄稿者)がキュ レーションを担当します。10名の日本人女性アーティストの作品を通して、日本や海外で活躍する写真家ならではの考察や視点が見えてきます。地蔵ゆかり、林典子、細倉真弓、稲岡亜里子、岩根愛、岡部桃、清水はるみ、鈴木麻弓、殿村任香、𠮷𠮷田多麻希による力強い作品は、京都在住のデザイナー兼建築家の小西啓睦 が考案した伝統的且つ現代的な、日本特有の様式美をふんだんに取り込んだ構造体等により、
    KYOTOGRAPHIEの精神を体現しながら、それぞれの作家独自の空間を提供する演出で展示されます。これらの構造体や作品は巡回にも対応できるよう移動でき、他の会場でも複製や変更が可能な仕組みになっています。

     

    「この展覧会は、日本の女性写真家にとって、そしてすべての日本人女性にとってのマニフェスト(宣言)です」ルシール・レイボーズ(KYOTOGRAPHIE共同創設者/共同ディレクター、本展共同キュレーター)

    「この展覧会は今回のKYOTOGRAHIE 2022のテーマ、「One」と共鳴しています。個人個人を祝福すると同時に、彼女たちそれぞれのコミュニティの一人一人を祝福するものでもあるのです」仲西祐介(KYOTOGRAPHIE共同創設者/共同ディレクター、本展共同キュレーター)

    「私たちは長い間、男性の視点を通して日本を見てきました。あたかも日本を完全には見ていなかったかのようにです。歴史家として、また個人的にも自分が育った日本にとても愛着があるため、彼女たちの作品を再発見し、世に出すことはとても重要だと思いました」 ポリーヌ・ベルマール(写真史家、本展共同キュレーター)

    「KYOTOGRAPHIEとのコラボレーションを継続し、この記念すべき周年の回に参加できることを嬉しく、また誇りに思います。ケリングは、芸術や文化の分野で活躍する女性を支援するため、日本だけでなく、女性の才能に光を当てることが必要なあらゆる場所で、取り組みを続けています」ヴァレリー・デュポール(ケリング チーフ・コミュニケーション&イメージ・オフィサー)

     

    2015年、ケリングは映画界の女性に光を当てることを目的に、カンヌ国際映画祭にて「ウーマン・イン・モー ション」を立ち上げました。芸術分野における平等のための闘いは映画界に限らず、「ウーマン・イン・モーション」は写真を始めとする他の芸術分野にもその取り組みを広げました。

    2019年3月、ケリングはアルル国際写真祭とのパートナーシップを発表し、アルル国際写真祭での「ウーマン・イン・モーション」プログラムをスタートしました。このパートナーシップは、女性写真家の認知度向上に貢献し、同分野における男女平等を達成することを目的としています。ケリングは、2016年から支援しているマダム・フィガロ・アルル・フォトグラフィー賞を通じて才能ある若い女性を支援し続ける一方で、アルル国際写真祭にて「ウーマン・イン・モーション」ラボと「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー・アワードを立ち上げました。同賞は象徴的な女性写真家のキャリアを称えるもので、受賞作家の作品を写真祭のコレクションとして購入するための賞金2万5000ユーロが含まれています。2019年はスーザン・マイゼラス、2020年はサビーヌ・ヴァイス、2021年はリズ・ジョンソン・アルトゥールが受賞しています。

    日本では、2021年のKYOTOGRAPHIEにて、ヨーロッパ写真美術館(MEP)がキュレーションを担当した「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展-フランスにおける写真と映像の新たな見地」を支援しました。

     

    本展覧会のキュレーターについて

    ルシール・レイボーズ

    写真家。1973年生まれ。幼少期を過ごしたアフリカで写真を始める。1999年、坂本龍一のオペラ「Life」参加のために来日。ポートレート写真を得意とし、ブルーノートやヴァーヴといったレーベルのレコードジャケットの撮影を手がけた経験を持つ。アフリカと日本を拠点に、数々の展覧会で作品を発表。主な個展に「Visa pour l’image」(2001)、「Phillips de Pury in New York」(2007)、CHANEL NEXUSHALL(2011)などがある。 また、『Batammaba』(Gallimard)、『Source』、『Belles de Bamako』、平野啓一郎との共著『Impressions du Japon』(すべてEditions de la Martinière)などの作品集を出す。

     

    仲西祐介

    照明家。1968年生まれ。京都在住。世界中を旅し、記憶に残されたイメージを光と影で表現している。映画、舞台、コンサート、ファッションショー、インテリアなど様々なフィールドで演出を手がけている。アート作品として「eatable lights」「Tamashii」などのライティング・オブジェを制作。また原美術館(東京)、School Gallery(Paris)、「Nuits Blanche」(京都)でライティング・インスタレーションを発表する。

     

    ポリーヌ・ベルマール

    写真を専門とするインディペンデント・キュレーター。ニューヨークのマグナム・フォトの文化ディレクターや、国際写真センター(ICP)、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、パリのアンリ・カルティエ=ブレッソン財団のキュ レーターを歴任。写真に関するインタビューやエッセイを多数執筆しており、現在は日本の女性写真家に関する書籍プロジェクトに取り組んでいる(2023年刊行予定)。ソール・ライター財団とキャサリン・ルロワ財団の理事を務めている。

     

    ウーマン・イン・モーションについて

    ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心の一つに据えています。 クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著である芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。
    2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭において、映画界の表舞台そしてその裏側で活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、このプログラムは写真、アート、音楽、ダンス、文学の分野にも活動を拡げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードでは賞を通じて、各分野で活躍する、インスピレーションを与えた人物や才能ある若手女性たちを表彰しています。また、トークイベントでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。
    過去8年間、「ウーマン・イン・モーション」は芸術分野における女性の地位と評価について、考え方を変え、考察するためのプラットフォームとして選ばれてきました。

     

    KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭について

    世界屈指の文化芸術都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」。国内外の重要作家の写真作品や貴重な写真コレクションを、趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に設えて展示する本写真祭も、回を重ねるごとに好評を博し第9回までに約115万人の来場者を記録しました。第10回目となる本年は、4月9日(土)~5月8日(日)に開催予定で、「ONE」をテーマに10の展覧会が開催されます。

     

    ケリングについて

    ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー製品を扱うメゾン、およびケリング アイウエアを擁する グローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、 バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来の ラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。 このような信念が「イマジネーションをその先へ」( “Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。

     

     

    プレス窓口

    Press Kering HQ

    Emilie Gargatte | +33 (0)1 45 64 61 20 | emilie.gargatte@kering.com

    Eva Dalla Venezia | +33 (0)1 45 64 65 06 | eva.dallavenezia@kering.com

     

    株式会社ケリング ジャパン コミュニケーション&メディア

    産形利恵 | rie.ubukata@kering.com

    田村絵李 | eri.tamura@kering.com

     

    KYOTOGRAPHIE プレス担当

    須田千尋 | chihiro@chihirosuda.com (東京)

    中村葵 | aoi.nakamura@kyotographie.jp (関西)

     

     

     

    左上から順に: ZAIDO Yukari Chikura ©Yukari Chikura, Eagle and Raven Ariko Inaoka  ©︎Ariko Inaoka, die of love Hideka Tonomura ©Hideka Tonomura, NEW SKIN Mayumi Hosokura ©︎Mayumi Hosokura, sawasawato Noriko Hayashi ©Noriko Hayashi, HOJO Mayumi Suzuki ©︎Mayumi Suzuki, NEW RIVER Ai Iwane ©︎Ai Iwane, Negative Ecology Tamaki Yoshida ©︎Tamaki Yoshida, ILMATAR 2020 Archival color C-print Momo Okabe ©Momo Okabe, mutation / creation Harumi Shimizu ©︎Harumi Shimizu.

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