ケリング・グループ
2017年4月10日

第3回‘Women in Motion’の顔は イザベル・ユペール

カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーであるケリングは、2017年の’Women in Motion’のアイコンとしてイザベル・ ユペールを起用しました。

 

 

3年前に発足した’Women in Motion’は、映画界へ貢献する女性に光を当てるプログラムです。著名人が一堂に会し、 意見を交換する他、映画界の才能ある女性にニつの賞が授与されます。

 

 

2017年5月17日から28日に開催されるカンヌ国際映画祭70周年に向け、映画祭のオフィシャルパートナー、ケリングは、第3回 ‘Women in Motion’のオフィシャルポスターに、イザベル・ユペールのポートレートを選びました。長編映画の美意識を呼び起こす、 強い眼差しを宿したこのビジュアルは、映画界における女性の威力へオマージュを捧げています。

 

 

世界中の名監督の作品に出演し、大女優としてその不動の地位を築いたイザベル・ユペールは、映画界、カンヌ国際映画祭に とっても象徴的な存在です。カンヌ映画祭では、今までにニ度女優賞を受賞し、2009年には、審査委員長も務めました。彼女 のキャリア、演じてきた役柄は、多くの人々にインスピレーションを与え続けています。

 

 

‘Women in Motion’は、映画における女性の役割について注目を集め、男女平等の実現に向けた取り組みを推進し、若く 才能ある女性の作品作りをサポートすることを目的として、2015年に発足しました。

 

 

映画祭期間中、ジャーナリストや映画関係者を対象に’Women in Motion’トークが開催され、映画への女性の貢献に ついて、映画界の著名人たちが経験談や意見を述べ、映画界における女性の進出を促す施策を共有します。

 

 

2016年には、ジョディ・フォスター、ジュリエット・ビノシュ、スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、クロエ・セヴィニー、ウダ・ベンヤミナ、 アリス・ウィノクール、サルマ・ハエック=ピノーが一堂に会し、議論を交わしました。それによって、女性監督が手がける作品や、 女性問題、賃金格差の問題を描く作品についての資金調達が困難であるという現実、女性がテーマとなる作品の数、 またそのような作品が上映される機会が少ないという問題などが浮き彫りになりました。

 

 

2017年5月21日、日曜日、ケリングとカンヌ映画祭の協力のもと、’Women in Motion’オフィシャルディナーの席で、 ’Women in Motion’アワードの受賞者が発表されます。最初のアワードでは、映画界に影響を与え貢献してきた、 同プログラムの価値観を象徴する人物が表彰されます。同賞の受賞者が選出するもう一つのアワードでは、若く才能ある 女性監督が表彰されます。この’Women in Motion’ヤングタレントアワード受賞者には、現在進行中の映画プロジェクトの ための制作資金5万ユーロが授与されます。

 

 

前回は、名作『テルマ & ルイーズ』の25周年を記念してカンヌを訪れた、ジーナ・デイヴィスとスーザン・サランドン、そして、3人の 若き女性監督、レイラ・ボウジディ、ガヤ・ジジ、イダ・パナハンデに’Women in Motion’アワードが授与されました。

 

 

「他の様々な業界と同じく、映画界においても、女性は、その作品を十分に紹介されておらず、この上なく貴重な貢献をして いるにも関わらず、不利な立場に置かれています。男女平等の推進は、ケリングの最優先課題です。この課題をカンヌ映画祭で 追求し続けられることを誇りに思います。3年前に始まった’Women in Motion’は、人々の考え方に変化を与え、重要な人物を 称え、才能ある女性をしっかりとサポートするための、絶好の場所となりました」。

 

 

ケリング会長兼CEO/ フランソワ=アンリ・ピノー

「新たに、ケリングと協力して、映画界における女性の評価、地位向上のために立ち上がれることを嬉しく思います。 そのためにも、多くの人の注目を集め、毎年映画祭に参加する方々にこのテーマを知ってもらうことが重要です。第70回 カンヌ国際映画祭で、’Women in Motion’を通して、映画界における女性たちの活躍に光を当てられることを嬉しく 思います」。

 

 

カンヌ映画祭会長/ ピエール・レスキュール

「’Women in Motion’は、カンヌ映画祭のオフィシャルプログラムに欠かせないプログラムとなっています。女性の貢献 を称える活動が映画祭期間中に花開き、また、毎年注目を集められることを、とても嬉しく思います。誰でも、このテー マについて表現し、不平等が実際に存在する状況について情報を共有し、解決策を提案できるということが 重要です」。

 

 

カンヌ映画祭総代表/ ティエリー・フレモ

 

‘Women in Motion’について

‘Women in Motion’プログラムは、映画産業のスクリーン上と制作者側の両方における女性の地位をめぐって議論、省察を 促すことを目的としています。ケリングとカンヌ映画祭のパー トナーシップの一環として 2015年5月に発足した ‘Women in Motion’は、現在カンヌ映画祭の公式プログラムに欠かせないものになっています。プログラムは大きく二つの 部分からなります。トークは、一人または複数人のゲストが参加して映画祭期間中に行う一連のオープン形式の インタビューで、映画産業における女性の様々な問題について検討し、意見を交換するプラットフォームを提供します。 ‘Women in Motion’アワードは、カンヌ映画祭の「プレジデンシャル・ディナー」の席で、毎年、象徴的な活躍を見せた 人物と、前途有望な才能をもつ人物に授与されます。後者には、映画プロジェクトのための制作資金も授与されます。

 

 

ケリングについて

グローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うラグジュアリー ブ ラ ン ド と し て選 び抜 かれ た ラ グ ジ ュ ア リ ー ブ ラ ン ド を擁 し て い ます 。 グ ッ チ 、 ボ ッ テ ガ ・ ヴ ェ ネ タ 、サ ン ロー ラ ン 、 アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ブリオーニ、クリストファー・ケイン、McQ、ステラマッカートニー、トーマス・マイヤー、 ブシュロン、ドド、ジラール・ペルゴ、ポメラート、キーリン、ユリス・ナルダン。ケリングはまたスポーツ&ライフスタイルブランドである プーマ、ボルコム、コブラも展開しています。シグネチャーである、«empowering imagination イマジネーションをその先へ»の とおり、ケリングは想像力を伸ばしていくことで、ブランドがその可能性を最もサステイナブルな方法で実現するよう後押し しています。120 以上の国でビジネスを展開、2016 年には 123.85 億ユーロの収入を達成し、グループ社員の数は年度末時点 で 40,000 人に上ります。ケリングはユーロネクスト・パリに上場しています(FR 0000121485, KER.PA, KER.FP)。

 

 

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