ケア(配慮)

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サステナビリティ

ケア(配慮)

ケア(配慮):ケリングは、革新的なツールの利用、新しい慣行の定着、独自のメソドロジーの活用、そして厳格な基準の適用を通し、環境フットプリントの低減および地球と天然資源の保護に取り組んでいます。
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ケリングは、環境フットプリントをより深く理解し、サステナビリティ戦略に基づいた選択をするための革新的なツールを開発しています。原材料をサステナブルな方法で調達し、生物多様性を守ると共に、最高水準の健康、安全性、動物福祉を実現しています。

 

 

環境フットプリントを低減する

 

ケリングはサステナブル・デザインを推進することで、原材料の調達から製造、輸送、その他の活動において、製品がもたらす環境フットプリントの低減に努めています。この取り組みの一環として、2025年までにサプライチェーン全体のEP&L(環境損益計算)を40%削減するという目標を掲げています。サプライチェーン全体の環境フットプリントを測定し、貨幣価値での算出方法を開発しました。この手法は高く評価され、数々の賞を受賞しています。


ケリングは、「GHG(温室効果ガス)プロトコル」*のスコープ1から3までにおいて、2025年までに二酸化炭素排出量を50%削減することを目標としています。グループの事業全体で二酸化炭素排出量を削減するというコミットメントにとどまらず、世界で最も生物多様性に富む地域を含む森林を保全し、現地の人々の暮らしと地域社会に貢献するREDD+プロジェクトを通じて、先駆的なオフセットプログラムを実施しています。2019年、ケリングはグループ全体で完全なカーボンニュートラル化を実施。 ケリングは 2018 年からのグループ全体の 年次温室効果ガス(GHG)排出のオフセットを最優先課題とし、GHG 排出の回避、そして完全な削減を目指し ます。


ケリングでは、水の消費量、大気汚染、廃棄物量、土地利用に関するサステナブルな慣行を推進しています。例えば、2017年に第一期が終了した「クリーン・バイ・デザイン」プログラムにおいては、ケリングのテキスタイル・サプライヤー24社とエネルギー効率および資源利用の最適化を目的とした監査を行いました。現在は、中国に拠点を置く6社と新たな取り組みを進めています。2017年初頭から数多くの監査を実施し、年間数千トンの二酸化炭素排出量削減を実現しています。

 

 

責任と管理の行き届いた供給元の選択

 

ケリングは、2025年までにサプライチェーンの100%で透明性の確保と責任ある事業活動の実現を目標に掲げています。トレーサビリティを向上させ、管理の行き届いた供給元から調達した責任ある原材料の使用を広めることを目的としています。


さらに、2025年までに、ケリングのサプライヤーの100%が、環境への責務、トレーサビリティ、動物福祉、化学製品の使用、および労働条件の項目においてグループが設定した基準を達成することを目指しています。

 

 

 

生物多様性の保全と修復

ケリングは天然資源の保護とサステナビリティを確保するため、数多くのイニシアチブを立ち上げてきました。ケリングの事業活動において極めて重要な役割を果たしているこうした資源を守ることが、グループ全体の目標となっています。私たちのアプローチは、回避する、削減する、修復・再生する、そして転換する、という4つのステージに基づいています。
 
ケリングの生物多様性に関する戦略を見る

 


 

 

 

* GHG(温室効果ガス)プロトコルは、民間と公共の事業、バリュー・チェーン、緩和措置における温室効果ガス排出量を測定、管理するための包括的な国際標準の枠組みを策定しています。NGO、政府機関、業界連合会、企業、その他の組織の間での協力を通じて開発されたもので、国や都市がそれぞれの気候目標の達成に向けて進捗状況を追跡できるような基準、手法、オンライン・トレーニングの開発に貢献しています。