サステナビリティ

新たなビジネスモデル

変化は成長のチャンスです。ケリングは長期的な発展を見据え、デジタル化、人工知能(AI)、ソーシャル・イノベーションを中心に、従来のラグジュアリー業界のビジネスモデルを変革するための破壊的イノベーションに着実に取り組んでいます。

New business models
サプライチェーンのアップグレード

Eコマースの飛躍的な成長とお客様の新たな期待に応えるため、ケリングはより対応力や効果の高い、より堅牢なEコマース・モデルの構築に優先的に取り組んできました。2019年以降、ケリングは実店舗とオンラインストアを統合するアプローチの一環として、各ブランドのEコマースサイトを双方向的で相互補完的なものとして位置づけると共に、サイトの運営管理の内製化に着手しました。お客様にはよりシームレスでカスタマイズされた本格的な体験を楽しんでいただきつつ、仲介する業者を減らすことでグループの環境負荷を低減しています。

製造工程およびサプライチェーンのデジタル化を加速

ファッション業界のデジタル・トランスフォーメーションは、すでに飛躍的な発展を遂げていますが、今こそグローバル化を進め、商品のデザインから販売までのバリューチェーン全体にこうした動きを取り入れる時です。


このような変化を推進するために、ケリングのチームは、服のプロトタイプ作りや調達プラットフォームを共有するなど、新しいソリューションに取り組んでいます。このような動きの中で、ケリングはエシカル・ゴールド・プラットフォームを創設し、Fairminedによる認証を得たゴールドを購入、使用しています。また、ケリングの各ブランドは2019年以降、100%エシカルゴールドのみを使用しています。


さらに、ケリングは製品開発の内製化を拡大する一環として、コットン、レザー、希少なレザーなど、各ブランドで使用する素材の完全なトレーサビリティを確保することを目的としたいくつかのパイロット・プロジェクトを立ち上げました。具体的には、ブロックチェーン技術と法科学の手法を活用した取り組みを行っています。

ファッション業界は、在庫管理と廃棄物の削減という課題にも直面しています。これに対し、ケリングはさまざまな技術の活用を模索しています。後者については、工程管理におけるAIの統合、アルゴリズムの改善、物流・オペレーションのデジタル化などがあります。また、ケリングは需要ベースのビジネスモデルを開発中で、在庫削減に向けて、予測の精度を高めることを目指しています。

 

製品寿命を延ばす

ケリングのブランドの製品は、長く使えるようにデザインされており、製品をデザインする際は、サステナビリティと修理・修復の対応能力に特に注意を払っています。製品の高度な品質基準を維持し、長い製品寿命を保証するため、ケリングの各ブランドはお客様に修理サービスを提供しています。


ケリングはさらに一歩進み、レンタルやリセールを含む新しいビジネスモデルにも関心を寄せています。2021年、ケリングは人気の高い中古ファッションを扱う世界的プラットフォームを運営するフランスの企業、ヴェスティエール コレクティブに投資しました。この投資はお客様に提供する価値を高めるだけでなく、革新的なビジネスモデルを支援し、新しいサステナブルなトレンドを支持するというケリングの目標にも合致しています。