ケリング・グループ

Tidjane Thiam

取締役

Tidjane Thiam

ティージャン・ティアムは、2015年7月から2020年2月まで、クレディ・スイス・グループAGの最高経営責任者を務めました。そのキャリアを通じ、民間・公共部門の両方で組織を率い、ビジネスと経済を活性化するプロジェクトやプログラムに従事。クレディ・スイスでは、3年間にわたる組織再編プログラムで成功を収めるなど手腕を磨き続けており、2018年にはユーロマネー誌が主催するアワード・フォー・エクセレンスの最優秀バンカー賞を受賞し、ティアムの指揮の下、クレディ・スイスは2019年に、2010年以来の最高益を達成しました。
ティアムがプルーデンシャルのグループ・チーフ・エグゼクティブを務めた2009年から2015年までの間に、同社は時価総額を600億米ドル強に伸ばしました。また、2012年から2014年まではイギリス保険協会の取締役会長に選出されています。さらにその以前の2002年から2007年まで英保険会社のアビバに在籍し、アビバ・ヨーロッパのCEOやエグゼクティブ・ディレクターなど、経営幹部として幅広い役割を務めています。


1994年から1999年まで、ティアムは祖国のコートジボワール共和国に戻り、閣僚や国立技術研究開発公社のCEO、世界銀行/IMFのコートジボワール代表を務めました。同氏が自国で手掛けた民営化やインフラ開発のプログラムは、新興国市場で最も大規模かつ成功を収めた事例の一つとなっています。また、1997年には世界経済フォーラム(WEF)の「次世代のグローバル・リーダー」に選ばれたほか、1999年にはWEFの「ドリーム・キャビネット」の一員に加えられました。


さらに初期のキャリアでは、マッキンゼー・アンド・カンパニーで10年間パートナーとしてキャリアを積んでいます。


ティアムはグループ・オブ・サーティー(G30)のメンバーで、シンガポール金融管理局では顧問として金融セクターの改革や戦略に携わっています。2019年には国際オリンピック委員会(IOC)の委員にも就任。また2014年から2019年までは21世紀フォックスの取締役会に名を連ねていました。


2011年にはフランスのレジオンドヌール勲章のシュヴァリエを受章。2010年にはタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれています。


ティアムはエコール・ポリテクニークとパリ国立高等鉱業学校を卒業し、INSEADではMBAを優秀な成績で取得。さらに、ウォーリック大学から名誉法学博士号を授与されています。